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技術紹介−RG 緑化工法

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家畜糞尿等から生成される堆肥を
用いた道路法面緑化工法

RG 緑化工法は、余剰となった家畜糞尿等から生成した堆肥を用い、道路法面緑化(法面植生工)に活用することで、産業廃棄物を再利用した地域循環型システムの構築と高い法面保護効果が期待できます。

北見工業大学構内での実験状況写真

北見工業大学構内での実験状況

 

【適用条件】
 法面勾配:45°以下
 適用土質:砂質土、粘性土、礫質土ほか
 (土壌硬度27mm 以下)
 適用可能地域:堆肥の入手が可能な地域

北海道は酪農業が盛んであるため、家畜から大量の糞尿が排出されています。糞尿は堆肥化され圃場等で活用されていますが、余剰分は酪農家などが産業廃棄物として処理しているのが実情です。

RG緑化工法は、余剰となった家畜糞尿等を堆肥化し、道路法面緑化(法面植生工)に活用することで、産業廃棄物を再利用し地域循環型システムの構築を図ります。

また当社の実験によると、良好な植生は断熱効果を有し、法面の凍結深度を最大2 割程度軽減することが分かっています。北海道における切土法面崩壊の約4割が凍上や凍結融解に起因していることからも、長期的に良好な法面植生を実施することが、法面の安定性を確保する上で重要となります。

RG 緑化工法は、一般的に道路法面工で使用されている植生基材吹付工と比べると、初期生育速度はやや劣るものの、長期にわたり良好な生育が可能であり、高い法面保護効果が期待できます。

RG緑化工法の有効性
◎ 道路・農業などを含めた地域一体で循環システムを形成し、環境負荷を軽減
◎ 余剰糞尿から生成した堆肥を有効活用
◎ 堆肥の肥料もちの良さを活かした長期的な道路緑化と、良好な景観の持続
◎ 保温効果による凍結深度の軽減

この技術は、北見工業大学(鈴木輝之名誉教授)と北海日植株式会社との共同開発により実現しました。

施工状況   植被率の経過
施工状況写真   植被率の経過グラフ

一般的に使用される施工機械での吹き付けが可能です。

 

(植被率:一定の大きさの正方形枠内に
植物が覆っている割合)

 

施工後の植生状況

施工1ヶ月後の植生状況写真 施工2年後の植生状況写真

施工後 1 ヶ月

 

施工後 2 年

 

凍結深度軽減効果について
凍結深度軽減効果についてのグラフ

同一箇所において、RG 緑化工法と別工法による植生を行い、凍結深度の変化を比較した結果、約20%程度の凍結深度軽減効果が確認されました。

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