ENVIRONMENTAL
PRESERVATION
環境保全部
環境保全部では、自然環境及び生活環境に関する調査・予測評価・保全対策を提案しています。また、自然保護・再生事業に係る取り組み、大学等との研究活動等、様々な社会ニーズに対応できる活動を積極的に行っています。
事業分野
■猛禽類調査及び保全計画
「通信機能付きカメラ」や「望遠レンズ付きインターバルカメラ」を用いて、猛禽類への影響の少ない調査を行い、より自然な状態の行動を記録するなど精度の高いデータを収集し、保全計画を立案します。調査結果は、「UAVによる3D立体視画像」を用いた生息環境の解析など、ビジュアルに工夫した対外説明資料の作成を行います。
■植物調査及び移植等保全計画
植物相・群落組成等の現地調査に加えて、カタクリ等の貴重な植物の「移植保全」に関する調査・計画立案・現地作業及び指導等を一貫して行います。
また、防雪林・防風林等植栽木の生育状況を調査し、適切な育林に関するアドバイスを行います。
■野生動物の捕獲事業支援
エゾシカの増加は北海道における大きな環境問題の一つと言えます。捕獲事業は様々なレベルで実施されていますが、捕獲のためのデータが十分にない状況で進められています。そこで、当社では「赤外線センサー付き自動撮影カメラ」等のツールを活用し、エゾシカの生息調査を行い、捕獲方法・捕獲場所等の提案を行っています。
■自然保護・再生事業における取組み
絶滅のおそれのあるレブンアツモリソウの保護事業や、貴重な自然が残されている稚咲内砂丘林の自然再生等に取組んでいます。
また、エゾシカによるハマナス等の野生植物の食害被害を把握するための調査を実施しています。
■大学・研究機関との共同研究
自然環境に関連した様々な分野について、大学や研究機関との共同研究を行っています。